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今年で62回目となる首都大戦
大阪府立大学柔道部の四連覇がかかる重要な定期戦である。それでは本戦の結果をみてみよう。
〈本戦〉
先鋒
先鋒の南野は二年連続で渡邊と対戦。今年も南野は頼もしい。得意の内股を中心に首都大のエース渡邊を攻め込む。渡邊も南野の猛攻に対応するも一歩及ばず、南野が内股からの押さえ込みを決め、大府大は貴重な先制点をものにした。
次鋒
大府大のダークホースルーキーこと橋本の登場だ。相手は今年で柔道歴2年目の志村。橋本は柔道を初めて2ヶ月とは思えないほどの粘り強い柔道を展開していく、志村もさすがに初心者相手に負けてはいられない。両者互角の闘いをみせる。その時!橋本の大外刈りが炸裂!見事、技あり。そのまま、ブザーが鳴り試合終了。府大のダークホースを知らしめる結果となった。彼にとっても初陣を勝利で飾れたことはなんともいえない感動を味わったことだろう。
五将
前主将渡邊は安定の試合展開。
しっかり丁寧に相手を払い巻き込みからの押さえ込みで一本勝ち。
中堅
2回松岡は昨年の首都大戦で勝てず悔しい涙を流した。相手は3回草野。大学から柔道を初めた者同士の闘いとなった。これほどまで白熱した闘いはあっただろうか?前回の雪辱をはらすべく今回彼の意気込みは試合に現れる。試合は松岡のペース、大内刈りと払い腰を中心に草野の体力を奪っていく。草野の負けじと松岡に大外刈りで対抗。両者ポイントも取らず時間が刻々と経過。そしてラスト10秒。松岡の大内刈りが炸裂!しかし、それを返す草野……両者ほぼ同時に同じような体位で畳に沈む。観客の視線が審判に変わる。判定は草野の返し技が技あり。惜しくも松岡を雪辱をはらすことができず大府大ここにきて一敗。
三将
さてさて今年度主将のお出ましである。相手は大学から柔道を初めた木村。誰もが、河野の美しい背負い投げ一本を脳裏に描いただろう。しかし、木村の高身長を活かした柔道に苦戦する河野。その中でも、徐々に巴投げで有効。肩車で技あり。優勢勝ちを収めて大府大4勝目となる。これで見事四連覇を主将自らの手で決定づけた!
副将
皆さんは憶えているだろうか?二年前、荻原は宮地に背負い投げを決められ優勢負けを記している。つまり、因縁の対決である。試合は終始宮地が背負いを起点にペースをつかむ。しかし、中盤に荻原が反撃の狼煙をあげる。一本背負いで有効をとりペースをつかんだ荻原はそのまま宮地の腰をガッツリ掴み小外掛けを決め勝利をおさめた!
大将
大物ルーキー対決がここに実現した。大府大が今年獲得したルーキーは身長186㎝の超大物!しかし、首都大の大物ルーキー高野を前にすると緊張のせいかいつもの柔道ができない。悪い流れ断ち切れず高野の豪快な背負い投げが炸裂。大物ルーキー対決は首都大に軍配があがる。
 
以上より、今年で大阪府立大学柔道部は見事四連覇を果たした!!!
 
オープン戦の結果は以下の通りとなっております
 
〈オープン戦〉
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